Keychron K7 Maxを買っていろいろカスタマイズした
春にiPad Pro 11インチを買ったというのと、最近仕事で秋葉原方面にちょこちょこ行くことがあって外付けキーボードが欲しいということで、いろいろ物色しました。
仕事もプライベートもメインマシンはノートPC/Macなので、普段は外付けディスプレイが使える環境ではRealforceを愛用しています。仕事で秋葉原に行くときは外付けディスプレイを貸してもらえるのでキーボードとマウスを持っていけば自宅や会社と同じ感覚で仕事ができます。が、さすがに出かけるときに1.3kgのRealforceを持って歩くわけにはいかないので、モバイルキーボードを持っていくようにしていました。余談ですが、ちょこちょこ家に忘れるので会社から1.3kgのRealforceを持っていったこともあります。
もともと、その用途のキーボードとしてはThinkPadトラックポイントキーボード(英語)を持っていました。516gと軽いですし、ThinkPadだけあってキーボード自体はとても快適に使えます。わたしはトラックポイント使わない派(使いこなせない人)なのでトラックポイントはほぼ使っていません。
薄くてカバンに入れやすいのはいいことですが、ちょっとフットプリントがデカイというのがお悩みポイントでした。平日にPC/Macと一緒に持ち歩くにはこのサイズでいいのですが、休日にiPadと一緒に持ち歩くキーボードとしてはちょっとフットプリントがでかいなあというところです。厚くなってもいいからもうちょっとフットプリント小さくなってほしいなというのと、できれば400g台とかにならんかなあと思っていました。
そもそもキーボードに何を求めていたんだっけ
自分にとってキーボードでは英語配列であることと、カーソルキーがあるというのが必須条件としてあって、それ故HHKBは候補に挙がらない(Lite2というのはあったけど…)のです。持ち運ばないキーボードとしてはRealforceを10年以上愛用しているので、この前でたRealforce RC1という選択肢も考えましたがこれもちょっと重いんですよね…
で、軽量な75%キーボードを色々調べてKeychronのK3シリーズとか、NuPhy Air75とか、その辺かなあ、でも重量が400g台にならないなあ(NuPhy Air75は700g台だし)…と思い、75%キーボードより小さいのを探してみました。
65%とか60%のキーボードを眺めていて思い出したのですが、今でこそRealforceのテンキーレスを使っていますがその前はよくよく考えると家でも前職の会社でも65%キーボードを使っていました。ぷらっとほーむのFKB8579/USBというやつです。HHKB的なやつですが、カーソルキーがあってこれはいろいろとちょうどいいやつだったのです。
ということで、オレそういえば65%キーボード使いこなしてたんだった、と思い出したのでその条件で探すとNuPhy Air60 V2かKeychron K7 Maxかという感じになりました。正直Enterのさらに右にキーがある配列は好きじゃないので、その点ではNuPhyだったのですが、秋葉原のヨドバシで試した感じ別にEnterの右側にキーがあっても自分はミスタイプしないことがわかったのでそこは気にしなくてOK… ということで、シンプルにカタログスペックで一番軽そうなKeychron K7 Maxにしました。
あとはキースイッチの重さとかの所もあるので、できるだけ軽い方が良い、タクタイルがよい… ということでK7 MaxとともにKeychron製のロープロファイル茶軸も注文しました。110個もスイッチいらないよねということで、45個にして主要なキーだけ入れ換えるという方針です。
- K7 Max + Gateron LP2.0 Red Switch (Linear/50g)
- Keychron Low Profile Brown Switch (Tactile/47g)
という組み合わせです。Gateron LP2.0のBrown Switchは55gでさすがに重いと思うので50gのRedにしています。
キーボードが届いた
さっそく開封して、まずは素の状態でしばらく使ってみました。
配列とかは特に問題なし。強いて言うならEsc周りが鬼門で、Escとバッククォート/チルダを同じキーで使わないといけない…ということで昔どうしてたっけ…と記憶をたぐったところ、Shift+Escをチルダに割り当てて切り抜けていたのでした。あとバッククォートはFn+Escですね。あとは日本語切り替えにAlt(Cmd)+バッククォートを使うので、その辺はOS側でショートカットを細工して回避しています。
重量は…というと実は開封直後に重さを量っていなかったのですが、カタログスペック的には436gということになっていますね。これホットスワップ可能なやつとそうでないやつで重さ変わる気がするのですがどうなんでしょうか?
スイッチを入れ換える
さて、さっそくスイッチを入れ替えて行きます。
キーは68キーありますが、追加のスイッチは45個しかないのでどれを入れ換えようかなというところです。
45個というのはなんで45個なのか…と考えると、わかりやすいのはキーボードの数字+アルファベット+記号が45個です。たぶん45という中途半端な数はそこから来ているのでしょう。
最初はこれでええやろと思っていました。
で、実際使い始めて思ったのは、キーごとの使用頻度がちょっと違うから、どちらかというと左側のCmd、Ctrl、Tab、Shiftあたりもスイッチ交換した方がいいなと。あとはEnterとかBackspaceも利用頻度が高いです。
そこからすると、逆になんかのキーは元の赤軸のままにしないといけない…ということで、Realforceの変荷重の配置をしらべると、薬指小指あたりが軽くなっているようです。なるほどなるほど。とはいえ、キーボード中央部のキーは結構利用頻度高いので、結局いろいろ考えた結果右側の記号を一通りそのままにして、左側の修飾キーを入れ換えることにしました。
こうなるなら最初からスイッチ110個買っておけばよかった…と思いつつ。とりあえずスイッチは現状ではこれでヨシです。
ちなみにちょっと重要情報ですが、Gateron LP2.0のスイッチとKeychron Low Profileはわずかに高さが違います。たぶん0.1ミリくらいだと思うのですが、キーキャップに微妙に段差ができるんですよね…。その辺もスイッチ110個買っておけばよかったと思ったポイントでした。
キースイッチを一通り入れ換えた後に、そういえば重さを計ってなかったとおもって計ってみたところ、455gくらいでした。あれ、カタログスペックより20gくらい重い…? スイッチ変えたからでしょうか。
キートップも入れ換えよう
ということでいい感じに使えそうなので最近は会社に普通にRealforceがあるのにわざわざK7 Maxを持ち歩いて使っています。
で、まだちょっと気になることがありまして、キーキャップです。材質とかそういうのはしかたないのでいいんですが、やはりフラットになってるというのが気になりポイントで、Realforceとかもそうですけどいわゆるスカルプチャーに慣れすぎていて、やっぱりフラットだとちょっとなんか違和感あるよなあと思っていました。スカルプチャーってなんやねんという人はPC Watchの記事がわかりやすいのでお勧めです。
でも、ロープロファイルのキーボードだからね、スイッチも選択肢ほとんどなかったけど、キーキャップもほとんどフラットだよね…と思っていたら、NuPhyからBerryプロファイルという、ロープロファイルなんだけどスカルプチャーな傾斜がついたキーキャップがちょっと前からでているんだそうです。しかもBlack on Whiteなオーソドックスなタイプも最近でた! ということで、さっそく買おうとおもったら公式サイトは売り切れ。AliExpressを探してみたらなんと見つかったのでサクッと注文しました。
AliExpressで、しかもYanwen経由の配送だったのでこれは2週間コースか~とおもったらあっさり4日くらいで届きました。普通にラッキーです。
ということで、さっそく入れ換えてみました。
この前買った Keychron K7 Max にNuPhyのBerryプロファイル(フラットではなく傾斜のついたロープロファイル)のBoWキーキャップをせっせと取り付けています。思ってたよりもかなりいい感じになりそうだぞ〜 pic.twitter.com/z6I37biUNq
— Masatoshi Kawazoe (@acidlemon) August 5, 2025
これが作業中の様子。
あえて作業中の写真を出したのは理由があり、傾斜がついてるということもあってフラットなキーキャップと並べると結構段差があります。これはもう一部入れ替えるみたいな選択肢はないですね。全部入れ換えるしかない。
Keychronのキーキャップはわりと丸っこいですが、このNuPhyのキーキャップは結構四角いです。印象結構かわります。でも、個人的にはRealforceも似たような感じなので特に違和感はないですね~。
キーの入れ換えも慣れたもので、15分くらいで入れ換えおわりました。
見た目がいい感じになった上に、タイピング音もいい感じになった pic.twitter.com/hVsFdEY8pT
— Masatoshi Kawazoe (@acidlemon) August 5, 2025
で、ツイートにもあるとおり、タイピングの音がかなりいい感じになりました。ロープロファイルなのでペチペチ感があるのはまぁしかたないのかなと思っていましたが、このキートップにすると高音が控えめになってだいぶいい感じです(個人の嗜好です)。
本当はメカニカルを今買うならもっとスコスコした感じ(Lofree Flowみたいなタイプですね)がいいなと思っていましたが、今回優先するのは重さとフットプリントなので、キーキャップを入れ換えて厚みが増えたのとか、スコスコ感はある程度妥協ということで。
キーキャップが変わったのでこれは絶対重くなったよな~と思って重さを測ってみたところ、486gでした。30gも増えてる! なんならもう元々使ってたThinkPadのトラックポイントキーボードと30gしか変わらないじゃん! となりましたが、まぁそれはそれです。個人的には久々にメカニカルキーボードを使えて満足なのと、普通に軽くて自分好みを追求したキーボードが手に入ってよかったな~というところでした。
フォトギャラリー
まず元のキーキャップの状態で真横から見てみます。
フラットなキーキャップとBerryプロファイルのキーキャップを比べるために、1列だけつけてみました。
フラット/ステップスカルプチャーという違い以外にも、キートップの面の形状が違うため、丸っこいイメージだったものが結構四角い感じになります。好みの問題だと思いますが、私はもともとRealForceの民なのでこっちのほうが好き。
ThinkPad トラックポイントキーボードIIとの比較
真横から見ると、ちょうどKeychron K7 Maxのフレーム部分の高さがThinkPad トラックポイントキーボードIIの高さと同じという感じです。キースイッチとキートップの分厚くなっている。
で、並べて上からみてみると、ちょうど幅は同じで奥行きがだいたい2/3くらいという所です。なのでフットプリントは奥行きが減った分減ったという感じですね。
という感じで、これ以上沼には足を突っ込まないぞ! と心に誓いながらKeychronのキーボードを買った話でした。