2007/07/15

ぶらり福岡ひとり旅 (2日目)

1日目からの続きです。

博多祇園山笠 追い出し編

7月15日朝4時すぎ。いやー福岡はほんっっとひどい天気です。あれ、昨日なんかよりずっと雨と風がひどくなってる…。雨合羽必須ですよ、この天気。

というわけで、札幌から傘を持っていかなかった私はコンビニで買った折りたたみ傘片手にスタート地点の櫛田神社に向かったのでした…って、ちょっと寝坊気味だったので臨時列車を1本乗り遅れてしまい、20分のロス。うわーーん。

渡辺通駅のホーム
福岡の地下鉄はゲートつき、札幌も人身事故防止につけてよ…。

そんなわけで、神社の最寄りの駅についた時点で4:55です。スタートは4:59なので、どうみてもこの混み方では間に合いません。ということで、地下鉄でたところがちょうど最初の折り返しポイントである東長寺前だったのでここで待ち伏せしました。

1番の舁き山の写真撮ったんだけど、さすがに朝5時だと全然まともに写ってなかった。残念…。札幌と比べて福岡って日の出日の入りが1時間10分ぐらい遅いんです。だから、北海道人からすればおいおい夜7時なのに明るいなーとか朝5時なのに暗いなーとかそんな感じでした。

2番の山
2番もかなり真っ暗です(カメラの設定の問題だけど)

で、舁き山が近づいてくると太鼓の音が鳴り響き、この舁き手の人たちのなかで(たぶん)えらい人がコース上にいる各寺の住職さまとかに詣でるみたいです。やっとそういう祭なのかとちょっと理解してきました(おそい)。

東長寺の住職たち
舁き手を待ってる住職さまたち

3番の山が過ぎていったところで、オレは裏路地のほうへ移動して先回り。5時半前になってやっとカメラにまともに写るようになってきましたよ…(露光MAXにしたりISO400にしたりといろいろ設定見直しました)。

ここの路地でしばらく走っていく人たちを見てたんですが、結構小さい子が男女関係なくたくさんいました。こう、地域に根ざした祭って感じですねー。さすがにオトナの女性はいなかっ…と思ったらひとりだけ見かけました。もちろん男同様ふんどしでした…。元気あるなぁ。

4番の山
6番の山
みんなびしょぬれですが、見てるほうも正直かなり濡れてます。

さて、ここでまた移動です。次は見そびれたスタート地点の櫛田神社をとりあえず激写。追い出し自体は中州の手前あたりの決勝点がゴール(タイムはかってます)になってるんですが、ゴールした後はまた神社に戻ってくるらしいということで、神社にはまだたくさんの人がいました。

スタート地点
あの奥をぐるっと回ってスタートしたっぽい?

さて、スタート地点なんかよりもとりあえずゴール地点に向かわなくては。時間も5:40を回ってて早く決勝点(廻り止め)にいかないと最後のがゴールしちゃいます。

…着いてみるとちょうど6番の山が通り過ぎたところでした。全部で7台なので、どうやら一番最後の山のゴールは見られそうです。

ゴール地点
7番山が決勝点通過!

ちなみに、写真に写ってる廻り止め前の石村萬盛堂はマシュマロ系の博多銘菓を作ってる和菓子屋さんだそうで、そういう情報は先に仕入れておくんだったぜ! もったいない! とか思った。今回は旅行前にPCの再インストールやっててホントに時間なかったからなぁ…。

ということでびしょ濡れになりましたが、なかなか楽しい祭見物でした。あいにくの天候だったのがちょっと残念ですが、こんなひどい天気になるのは滅多にない(少なくとも台風が直撃したことは過去にない)らしいので、なかなか面白いときに見に行けたんじゃないでしょうか。

福岡観光編

ということで、朝っぱらからへとへとですが、ちょっと仮眠したあとさらに観光に出かけました。といっても天気まだ悪いんだよなー。朝ほどではないんだけど。

とりあえずちょっと早いけどお昼ご飯ということで、博多といえばとんこつ!ってことで豚骨ラーメンを。博多エリアでのZag氏おすすめは一幸舎のやたらこってりしたラーメンだそうで、行って食べてきました。メニューはもちろん、ネギチャーシューメン。

とりあえず店に入った瞬間に「うわっとんこつっ」って感じのにおいがしてきたのでかなり予想できる味でしたが、すごいこってりだよこれ。とかいいつつ、美味しいラーメンはスープまで飲む主義(塩分とかコレステロール的には全部飲むのはまずいらしいんだけど)なので、ほとんど飲み尽くしてしまいました。とりあえずそのあとしばらくずっとのど渇いてた。

さて、昼飯もたべたことだしってことで博多駅に行ってみました。ショッピング系はやたら充実してた(でも井筒屋は閉店してた)んだけど、おみやげは明日買う予定だしーってことでスルーして、博多口のほうからキャナルシティまでてくてく歩いていきました。

たぶん駅前通
駅前通のわりに車通ってないな…

ともあれ、このころには雨もほとんどやんでてやっとまともに観光できるかなーっていう状態の天気になりました。曇ってはいるけど、雨降ってるよりはずっといいや。

そんなわけで10分ぐらい歩いてキャナルシティに到着。な、なんだこれ! なんかとりあえず複合施設なのはわかったんだけどこれは地方都市にしては規模がでかすぎだろー。わかりやすく例えると「森ビルのない六本木ヒルズ」って感じを受けたんですがどうでしょう(なにそれ)。あーでも、ウィングベイ小樽よりは狭いのかなぁ…(両方行ったことのある人の意見を求めたいところです)。正直ウィングベイ小樽はやり過ぎの域をかるく突破してると思うので、まぁあれはあれでよい。

とりあえず相変わらず下調べ無しだったので、こんなに広いところをひとりで見てても寂しい感じの場所だというのはわかったので海辺へ向かうことにしました。やっぱ海だろ、海っ。さて、地図見て気付いたのが、なんか海辺に福岡ドームあるんです。へぇー、あれって海辺にあったのか。ということで着いた。

やふーどーむ
Yahoooooooooooooo! DOOOOOOOOOOOME!

どうやらこのドーム周辺って、海しかないのかと思ったら郊外型一大ショッピングゾーンになってるようで、個人的にはキャナルシティよりもこっちのほうが好きな感じでした。なにがいいかって、福岡デザートフォレストとかいうすごいのがありました。どうやらnamcoのテーマパークらしいです。

とりあえず入ってみると全国各地の甘いものが片っ端から揃ってて、日本全国のアイスとか、今回は「新★プリン博覧会」と題して日本全国のプリンが大量にありました。しかも、なんか期間限定店舗というふれこみでゲストステージっていうところに他の地方の甘いもののお店が出店してきてたりしてて「福岡初出店! パリパリクレープ!」とか書いてあったので「期間限定」「初出店」に弱いぼくはパリパリクレープ食べてきました。

ちなみに、パリパリクレープはもともとどこの店だったかというと…。サンタクリームとかいうお店だったようで、元々は北海道江別市のお店でした。ええー札幌のとなりじゃんかー。文京台にあるらしいのでこんど暑い日にでもいってみようかなー。

さて、そういえば元々は海辺を求めてたんでした。ちょっと後ろ髪引かれる思いながら、砂浜目指してさらに歩いていくと…。福岡タワーが見えてきました。まぁこれは後回しにしてとりあえず砂浜に到着。どうやら福岡タワーの正面にあるマリゾンっていう施設にたどり着いたみたいです。

砂浜だよ! ビーチバレーだよ!
脇のビーチではみんなしてビーチバレーやってた

マリゾンのほうにいってみると黒い服の人たちが風船と紙袋を持ってぞろぞろとでてきたのでよく見てみると、結婚式のようでした。なるほど、この海上の会場で結婚式とかやるといい思い出になりそうです。とりあえず、歩き疲れたので脇のビーチで休憩…。

アロハシャツにビジネスバッグの男ひとり
オレと砂浜と海。

さて砂浜でぽわぽわしてたらなんか晴れてきましたよー。普通にいい感じの青空になってきました。これは福岡タワー登るしか! ということでひとりでのぼってきました。福岡タワーは展望室の高さは123m、全長234メートルということで、海浜タワーとしては全国最大の大きさのタワーなんですよーみたいな説明を受けつつエレベーターを登るといやーいい眺めです。

いい眺めだな
海岸線を都市高速が突き抜けていく

福岡の都市高速はこんないい海岸線を走ってるんですよねー。今回地方都市の観光をするにあたってレンタカー借りるっていうことがすっかり頭から抜け落ちてたんですが、次来るときは絶対レンタカー借りて都市高速から郊外の自然までを満喫しようと思いました。それにしてもこの海岸線はきれいな砂浜ですね。人工っぽい気もするけど。

ちなみに、うちの会社のグループ会社もここにあるようで、この都市高速の写真のまん中のところにあるちょっと紫がかった青いビルがそれだったりします。たいぷちゃんのKAYACの由比ヶ浜オフィスばりにビーチに近いんじゃないかこれは。

というわけで、タワーからおりたところでMitsukiさんから連絡がきたので博多駅に戻り、Zag+Mitsukiと合流して夜ごはんは水炊きをいただきました。しめはもちろんとんこつラーメンってことで昼とは別のラーメン屋に行ったんですが、昼のがこってりしすぎてて逆に物足りないくらいでしたが、あのぐらいはホントはちょうどいいんだよね…。

というわけで、枠の都合(?)で夜のオフを思いっきり端折りましたが2日目はこれで終了ー。3日目に続きます。

うされもん @acidlemonについて

|'-')/ acidlemonです。鎌倉市在住で、鎌倉で働く普通のITエンジニアです。

30年弱住んだ北海道を離れ、鎌倉でまったりぽわぽわしています。

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