2009/01/18

家のサーバにVMware Server 2をインストールした

とりあえず書かなきゃならないネタが大量に溜まってきているので、順番に消化していくことにしよう…。ということで会社の昼休みにテキストをガシガシ書いているところです。

さて、昨年末の仕事納めの日におもむろにヨドバシにいって1TBのHDDと4GB(2GBx2)のメモリを買ってきました。用途はサーバの強化です。いやいやサーバの強化よりもうすぐ6年目になるメインマシンをどうにかしろって話ですが、まぁそこはちょっといろいろと思いがありまして。

具体的には次のメインマシンはとりあえずAeroが動けばいいかなレベルのスペックにして、パワーのある作業はサーバのほうにやらせようかなと思っているわけです。これにサーバ側の仮想化を絡めれば、一気にとっても最先端のソリューション的なにおいがぷんぷんする家の作業環境のできあがり、と。こういった発想になってくるのもいまの仕事のおかげだなぁー。イヤでもサーバに触りまくる仕事をしていないとこういう割り切った発想にはならなかった。

さてそんなわけで、家のLinuxサーバを強化したんですが、残念ながらまだ110GeではVMware ESXiが使えないようなので、とりあえずLinuxサーバにVMware Server 2をインストールして仮想マシンを立てました。あ、CPUもとりあえずどこからともなくXeon 3065が出てきたのでそれに変えています(ホストのLinuxがx86なので、VT対応CPUにしないとx64版のOSをインストールできなかったので)。まぁ来週ぐらいにはQ9550s(TDPが65WのクアッドコアCPU)が出てくるので、電力に対するパフォーマンスでいうといまはこれがベストチョイスかなぁと。

とりあえず、それなりの進歩が見られるVMware Server 2というレビュー記事タイトルになってしまうぐらう微妙という評判のVMware Server 2ですが、まぁ2にしないと恩恵を得られない機能も(たぶん)あるだろうということで気にせずインストール。

Linux版のパッケージはtarとrpmの2タイプあり、ターゲットがdebianなので普通はtarでやるしかないんですが今回はrpmをdebに変換するalienコマンドを使ってdebファイルでインストール。もともとrpmファイルがすごい大きいサイズなので結構時間がかかりますが、変換が終われば普通にdpkg -iでインストールできました。

で、インストールが完了したらLinux版でVMware Serverを動かすための設定が必要なので、vmware-config.plを実行します。ただ、カーネルをコンパイルしたコンパイラとシステムに入ってるコンパイラのバージョンが違うぜみたいなことをいわれるはず(カーネルをコンパイルしたgccは4.1だけど、システムの既定のgccは4.3)なので、export CC=gcc-4.1とかを先にやってgcc 4.1でモジュールをコンパイルするように仕組んでからvmware-config.plを実行する必要があります。

あとはまぁWebのインタフェースを使って仮想マシンを作ったりすればいいので、https://(ホスト名):8333/ui/にアクセスしてVMwareにアクセスできるアカウントでログインします(デフォルトだとroot)。トロトロしたWeb UIにイライラしつつなんとか仮想マシンを作って走らせれば、普通にうごきました。

で、Windows環境がある場合はVMware Server 2のホストがLinuxだとしても https://(ホスト名):8333/client/VMware-viclient.exe にアクセスすればVMware Infrastructure Clientをダウンロードできるので、それを使って管理することができます。ただ、このVIクライアントだとあんまり新しすぎるバージョンの仮想マシンは管理できないので、これを使うなら仮想マシンのバージョンはESXi 3互換の4がよいかなーとは思います。てかそうすればよかったとおもった。

さて、環境が整った所でWindowsをインストールするぞ! というところなんですが、長くなったんで次回ということで…。今週は出張があるんで、出張先で夜ホテルの暇つぶしに続きを書くことにします。

うされもん @acidlemonについて

|'-')/ acidlemonです。鎌倉市在住で、鎌倉で働く普通のITエンジニアです。

30年弱住んだ北海道を離れ、鎌倉でまったりぽわぽわしています。

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