
透けるデスクトップ
OpenSUSE 10.1のBeta3から搭載されたXglですが、気がついたら10.1RC1までバージョンが上がってたのでさっそく研究室のヤツをアップデートして試してみました。
以前はウィンドウの半透明化がサポートされていないっぽい雰囲気だったんですが(なんかプラグインがどーのこーのって)、とりあえずできるようになってるみたいですね。あと、リモートデスクトップがSDLのバグで変になるっていうのもなおってたし、nVidiaドライバでの動作もオプション指定無しで(デフォルトでちゃんとうまく認識して設定してくれるっぽい)ちゃんと動きます。いいねぇこれ。
ということで、色々スケスケにしてみました。そんな今日のデスクトップ。
まぁそんなわけでスケスケなんですが、スケスケの他にもいろいろ機能がふえてて、デスクトップのワークスペース切り替えがマウスカーソルをはじっこにもってくだけでできるようになってます。カーソルをはじっこにもっていくと、Cubeがぷるぷるして、もっとはじっこにおしつけるとぐるんっとまわってデスクトップが切り替わるんですね。慣れないと過剰反応しちゃってちょっと使いづらいかも。
ほかにもAlt+Ctrl+マウスの真ん中クリックで裏に回ってるウィンドウを前に出せたりとか(というか正直Linuxでデスクトップ環境をマジメに使ったことがないのでどれが既存の機能でどれがCompizオリジナルなのかがちょっとわかりませんが)、ウィンドウの半透明化と組み合わせるとかなり能率的な使い方ができる…かもしれない。
任意のウィンドウの半透明化といえばWindows用の某タスクバーアプリケーションを思い出しますが、あれも便利といえば便利だけど、わざわざタスクバー右クリックしてメニュー出して、自分で半透明度を決めて…って面倒なんですよね。そういう意味でAlt+ホイールってかなりお手軽なインタフェースでいい感じだなぁとおもいます。
でもやっぱり、実用になる半透明度は90%、もしくは80%ぐらいですね、たぶん。それ以上半透明にしたらメインウィンドウとしては作業にならないとおもいます。10%でも透けていれば裏のウィンドウがうっすらみえるので、メッセで話しかけられたーとかぐらいは気がつきますからいちいちAlt+TABとかでウィンドウを切り替えなくてもよくて便利。
それではまたっ!