2008/01/27

Airのその後

このの本格的なリニューアルを検討中です。とりあえずacidlemon presents.のほうはそろそろつぶしてしまおうかなーと。ちょうど2007年をもって更新終了としてしまえばわかりやすいですし。で、リニューアルのためには会社の休憩時間とかでこまごまと作業を進めるための環境が必要だ!

というわけでMacBook Airなんですけど、やっと欲しい情報が揃ってきてそろそろ買おうかなぁという感じです。

前回書いた「USのAppleからドルベースで買いたいけどOSが英語だよなぁ」の話は、typesterさまより「Mac OS Xはセットアップ時に言語選べるから問題ないよ」みたいなことを聞いたのでホッとしてたんですが、USのAppleStoreから注文しようとしてApple IDでログインしたらCountryがUS固定だったので日本に発送できなかったという…。

まぁ、そのへんはあきらめつついろいろ気になる点もあったので情報収集をしてました。とりあえず入手した情報をまとめてみると…

  • CPUはPenryn…ではなくてMeromがベース。Developers Noteに最初書いてあったSSSE4とかいうSSE4っぽいの記述(SSE4はPenrynからのサポートなのでみんな小躍りしました)は誤りで、SSE1, SSE2 and SSSE3に修正済み(SSSE3はSSE3のパワーアップ版)
  • メモリは2Gの直づけ。まぁあの基盤面積ならそれしかないでしょうね…。てっきり倍の容量のチップを直づけした4G版もあるのかなーと思ってたんですが、今回は無し
  • HDDは1.8インチで5mm厚。なので160GBモデル(8mm)に載せ替えたりはできない模様
  • 液晶はLEDバックライト。クリアワイドスクリーンということで、いわゆるツルツル液晶
  • バッテリ交換はユーザの交換不可(自分でやると保証外)で、工賃無料の15800円(たぶん)
  • 熱は内覧会(みたいなやつ)での感じでは「全然きにならないレベル」らしい。まぁ普通の使用法ならそんな感じだろうけど、オレはCPUにガリガリ計算させたりとかしてかなり乱暴に使うからその辺はあきらめてますがね…
  • 使えそうなI/Oは無線がBluetoothとIEEE802.11n、有線が画面出力(専用コネクタ)、USB2.0x1、ステレオの出力ミニプラグ
  • Remote DiscはMac OS Xの再インストールには使える(EFIレベルでサポートされている)が、BootCampでWindows XPを入れることには使えない(Windowsインストール中にディスクが見えないため)

なんか他にもいろいろ気にしてたことはあったような気がするんだけど、一番気になってたのはRemote DiscのBootCamp対応の話だったので、できるできないは別にして確定的な情報が手に入ったのでまぁいいや。

どんな話だったかというと、EFIレベルでブート時にネットワークのRemote Discからのブートはサポートされてるらしいのですが、そこからMac OS Xの再インストールはできてもBootCampのインストールはできないぞ、と。

なんでかというと、Windows XPのインストールの最初(青ベースの画面)でどうやらディスクが認識できないようです。このディスクというのがCDのほうなのか、それともPATAのHDDのほうなのかはよく分かりませんがね…。

Remote Discが認識できないならあらかじめHDDに必要ファイルをコピーしまくっておけばそれで解決しそうだし、PATAのHDDが認識できないのならnLiteとかでカスタムインストールイメージをつくってドライバを組み込めばよさそうなもんだよなぁと思うので、あんまり気にしてないです。

なにより、VMwareも併用するつもりなので、VMwareからBootCampのパーティションにXPをインストールすれば、そのあとBootCampから起動できるっぽいので(未確認ですがね…)。

まぁ、微妙とか地雷とかとやかく言われてて世間の評価がまっぷたつ(否定派6.5に対して肯定派3.5ぐらいの割合なのかなぁ…)なMacBook Airですが、どうせサブノートをサブノートとして使うつもりがない人間の否定は的はずれなものが多いとおもってるので、とりあえず買ってみることにしますよー。

世間の主な否定的意見に対する見解でもかいてみますか。

CD/DVDドライブついてないと仕事にならないじゃん

そういう人はワンスピンドル機をそもそも購入対象として評価しちゃダメだと思うよ。オレはなくても問題ないと思ってるからここは問題ない(3,4年以上前からゼロスピンドルが欲しいなぁとずっと言ってた人間なので…)

CPUおそいじゃん

個人的には超低電圧版じゃなくて低電圧版を採用したのは英断だと思いますけどねー。もっとパワー欲しいなら普通のMacBookかProを買いましょう。

まぁ英断とおもったのは1kgちょいのマシンって大体超低電圧版とかだから、熱設計をクリアして低電圧版載せたのはえらいと思ったわけですが、そもそもWindowsとMac OS Xでは動作スペック的な違いもあるから、Mac OS Xは超低電圧版ではまともに動かないんじゃないかという気もする。

バッテリの持ちが微妙

確かにカタログスペックで5時間っていうのは心もとないかもしれないけど、ワイヤレス使用で5時間って明言してるから実際に4時間ぐらいは使えるんじゃないかな。バックライト暗めで使えれば普通に問題ないと思ってるし、そもそもオレの用途では4時間もいらないわ。

予備のバッテリ使えないのは残念だとは思うけど、予備のバッテリが欲しいようなシーンにはACアダプタを持参した方がいいんじゃないかとも思ったりします。

メモリ4G詰めないのかよ

4Gフルに使わなきゃならないひとはMacBookかProを買いましょう。こっちは2GでVMwareでVisual Studio 2008使う気まんまんです。

HDDおそいじゃん

これなんですよねー。ここは妥協せざるをえないのかなーと思います。2.5インチで5mm厚のHDDっていまどのぐらいの容量あるんだろ? AirのHDDはたぶん東芝コネクタだから載せ替えは無理でしょうが。

まぁ、ある程度は目をつぶらないとダメなところもあるとは思うんだけど、それって他のノートパソコンだってそうだろうし(画面解像度がーとか、キーボードの配列がーとか、放熱がーとか)、超スリムなMacという遊び道具になら別に25万ぐらい出してもいいかなぁとか思ってます。

本当に軽くて性能のいいノートパソコンは20万以上するのは当然だと思いますし。ただ、さすがにまだSSDには高くて手がでないですね…。13万円ぐらいかかる車の修理がなかったらSSD行ってたんだけど。

うされもん @acidlemonについて

|'-')/ acidlemonです。鎌倉市在住で、鎌倉で働く普通のITエンジニアです。

30年弱住んだ北海道を離れ、鎌倉でまったりぽわぽわしています。

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