2006/02/24

物語はいよいよ佳境

修羅場に強いだとか、ピンチに強いだとか、逆境に強いだとか、そういうのはつまり普段は弱いってことじゃないか!

まぁそんなわけでプログラムが間に合わなくて修羅場まくりの大ピンチもわずか2日でいっきにひっくり返してビッシビシすすめた結果やっとおおよその目処がつきました。いつものことだけどもっと早くやろうね、オレ。

今回は主にデモ用ソフトの改良(GUIで設定できるようにってダイアログをとってつける)と、Adobe Illustratorのプラグインを作るっていうのと、デモ用ソフトのパラメータチューニングっていう3つあったんです。で、GUIはもともとそんなに得意じゃないのであーあーいいながらやってても全然進まなかったので、昨日は気分転換にIllustratorプラグインを作ることに。

一応モノ自体は既にあって、ソースもあったんですが、学部生の卒業研究で作ってもらったもので実際に使った人に言わせるとどうもいまいち信頼性に欠ける部分がある、と。まぁその信頼性ってなんだろうなって感じもしますが、とにかく「よくわからないところからグローバル変数を引っ張ってきてる」とかいうことだったので、Illustratorプラグインの関数リファレンスとチュートリアルをざーっと全部読んで(2つ合わせて英語で500ページってなんだよオイ)、あぁなるほどこういう仕組みだったのね、と。

元々のプラグインがサンプルコードの流用で、そのサンプルコードではサンプルコード共通ライブラリみたいなのをさらに呼び出してるのでこれじゃ呼び出し関係が複雑すぎだよってことで、サンプルコードはばっさりすてて1から書き直して、サンプルコード共通ライブラリで隠蔽してたグローバル変数に頼ってた部分を自分で変数とってくるように変更してすぱっとできあがり。7時間。プラグインのアプリケーションオブジェクトってことで「唯一のオブジェクト」をSingletonパターンとかでやってみた。はじめて使ったよこのパターン(おい)

一応リファレンスをかいつまんで読むところからはじめて10時間ぐらいでおおよそ移植(っていうか再構成)は終わるだろうと踏んでたので3時間ぐらい短縮されたのはいいかんじだ。にしても、作業開始が午後8時、完成が午前3時ってなんか時間の使い方を間違ってる気もしますが、まぁ基本的に夜中にならないと危機感が上がってこないですからそんなもんですよね。

てなわけで、まだやることは残ってるけど一応どうにでもなるようなレベルには達したかも。

先日友人と話したときにXGLのスクリーンショットまーだーみたいなことを言われたので、今日あたり暇を見つけてとってしまおうかとおもいます。んでも、動画じゃないとインパクトないような気もしてそこが微妙なんですけどねー。でもぐんにょり変形したウィンドウはセンセーショナル(?)なので、それだけでも一見の価値あり。

うされもん @acidlemonについて

|'-')/ acidlemonです。鎌倉市在住で、鎌倉で働く普通のITエンジニアです。

30年弱住んだ北海道を離れ、鎌倉でまったりぽわぽわしています。

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