last update: 2013/09/03

2004/05/20

気がつけば

気がつけば1ヶ月放置、気がつけば4年目になるBeside Baysideです。

まぁ、なんといいますかGWあたりからもうひたすらプログラム書いてました。こんな短期間で何本もプログラム(まぁ、正確に言えばモジュール)を書いたのは久々のような気がします。その内容も他プロセスからの関数のInject(関数乗っ取りとか)、GTKアプリケーション(なんか研究室の課題で出てた…オレGTKさわったことないっ)、他プロセスのメモリを読んで構造体解析して2分木をReadProcessMemoryでたどる、などまぁいろいろとやってたり。久々にまともに収穫のあるプログラミングライフ(なにそれ)でした。

というわけでやたら思いつきでいろんなプログラムを書いたわけですが、大体最近気になってたプログラムネタが消化されたので、そろそろ本腰を入れて書こうと思ってたCGI関係をやっつけることにします。…Cで書くCGIというあたりもう前途多難の予感ですが、まぁ、若いうちに無理はしておくものですね。

さて、研究室配属からもう1ヶ月たつわけで、その感想を書こうと思ったんですけど、すでにこのページが捕捉されてるっぽいのでもうちょっとじらしていろいろ書くのは後回しということで。そろそろマジメにサイトを構成し直さなきゃなぁとは思ってるんですけど、2つのサイトの雑記をいかに統合するかを考えあぐねているところです。某所のようにカテゴリごとにclass名をつけてユーザーにクッキーを食わせてフィルタリングとかも悪くはないですが、別にそこまでする必要もないかなぁとおもいつつ、さすがにベクトルの違う2つのサイトのログを一緒にするのは無理があるかなぁ、とも。

あとは適当にきになったニュース。

Winnyの作者逮捕

どーせ、わたしゃ使わない人なので別にどうでもいいといえばどうでもいいんだけど、率直な感想をいえばやっとつかまえたか、という感じでしょうか。

といっても、「Winnyは違法コピーの温床だから絶滅させろっ」とかいう頭悪そうな主張をしてる人の肩を持つんじゃなくて、個人的に作者の所に家宅捜索が入った時点でもう逮捕になるだろうとは思ってました。罪状が何であれ本気になればたぶんすぐにでも逮捕できたものをしなかったのは、ある程度じらしてたんじゃないかと思ったりもしますが、ともあれP2Pがどうだろうとインターネットがどうだろうととりあえず作者を逮捕しちゃえばある程度のブレーキはかかるだろうという考えは警察にあっただろうと思われますから、結構逮捕まで時間かかったなぁというのが私の感想です。

まぁ、今回の逮捕に関しては著作権のえらい人とか、ソフトウェア業界のえらい人とか、現場でソフト作ってるけどえらくない人とかによって全然見方が変わるし、賛否両論だと思うんですが、いろいろ見ていると、現実の他のケースに当てはめて是非を論じる記事(Blogとかも)が多く感じられますが、ああいうのはさすがにどうかなぁと思います。

今回のケースはインターネットという非日常(法律であまり想定されていない日常)で、(一応表向きは)匿名によって横行していた出来事なので、明らかに今までの犯罪と対比するのはオカシイかと思います。犯罪に結びつく可能性のあるモノを○○さんが××さんに売って××さんが犯罪を犯した、さて○○さんは罪に問われるか? なんていうのは、人物が特定できますが、今回の匿名P2Pをめぐる出来事はある匿名の作者がリリースしたソフトが多くの匿名によって悪用されたという話ですから、全然比べられる出来事ではないと思います。

結局、今回の件は「今までに類を見ない新世紀(というと表現が古くさい)の事件」として扱われるべきであり、法律がついて来れていないので、こういうのは最終的に良くも悪くも裁判所で判例が出ないとなんともかんともならないのでしょうか。

てなわけで、作者の言動とか、P2Pをめぐる流通ファイルの違法性とか、そういうものはとりあえず置いておいて、インターネットにおける匿名性を利用した犯罪がどういった扱われ方をしていくというかを注意深く見守っていくのが大事なんじゃないでしょうかねぇ。結局もう作者はつかまっちゃったし。あとは作者が現行法上でいかに自分の権利を主張していくかが見物だとは思いますが、さて、どうなることやら。

まぁ、今回はWinnyという匿名P2Pネットワークの上での話でしたが、SoftEtherあたりも使いようによってはなかなかやばそうな使い方ができそうですし(SoftEtherのハブの設置はクライアント-サーバー形式通信でのサーバーにあたるのかな、やっぱり)、結局過去を振り返れば技術は悪用されるためにあるようなもんですから、この辺は利用者次第になるんじゃないでしょうか。

Winnyは特定のサーバを利用しないというスタイルを採ったので、違法ファイルが流通していてもP2Pサーバー管理側を罪に問うことができないわけですが(だって、中央集権サーバーがないんだもん)、逆にクライアントバイナリを解析するだけで通信内容を明らかにすることができるというのが最大の弱点だとはずっと思ってたので、完全な匿名によるファイル交換というのはまだまだ永遠の課題、といったところでしょうか。

まぁ、そもそもインターネットが完全な匿名じゃないので、どんなにがんばっても誰も危険な端を渡らなくて済む違法ファイルのやりとりというのは無理なので、どこかでだれかの足がついてしまうリスクを背負いつつこれからもこんないたちごっこが続いていくんでしょうね。

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