last update: 2013/09/03

2003/06/03

Bフレッツがくる

この話題だけ、久々に学科の連中叩きネタなので(最近は学科のみなさまにこのサイトの存在がバレはじめて、あんまりトゲトゲしい学科ネタは書かないようにしてたんですが、外部の皆さんにはこういうネタを提供した方が面白いかな、なんていう気はするんです)、学科の皆さんはあんま読まない方がいいかも知れないです。ましてや、ページのソースを見てコメントを探したりなんかしちゃいけません。

今日、朝2が休講だったんで、諸般の事情により元から休むことにしてた昼2の授業も行かなかったということで、結果的に全休でした。で、全力で掃除に傾倒してたわけですが、実はそのほかにも昼2を休む理由があったのです。それが、Bフレッツの配線調査。

1時頃に電話があり、1時半から2時の間で配線調査をやるということで飯も食わずに待ってたところ、1時半ちょっと前に来て早速配線をどうするかの調査が始まりまして、色々調べた結果、うちのマンションは新築のわりに電話管が無くて壁の中を直接配線している、ということが判明して(てっきり電話管があるのかと思ってた人がここにひとり)、結局換気口を使って引き込む方向に決定。これには大家の許可が必要なので、夕方に大家に電話して事情を説明してみると、「うん、かまわないからいいよ」と二つ返事でOKが返ってきました(さすがここら辺では高い部類の家賃を払ってるだけあってそこら辺は気前いいのね)。

ってことで、あとはNTTの方で工事日を決定してもらって開通を待つだけとなったっぽいですが(プロバイダはBB.exciteできまりだな)、さて、開通まであと何日かかる事やら。出来れば今月中に開通して欲しいところですがこればっかりは何ともいえません。

さて、どうも私の周りでBフレッツラッシュが起こっているらしく、他の皆さんもBフレッツ(マンションタイプだったりニューファミリーだったり)を導入する方向に進んでるようですね(聞くところによると、AirH"に限らずフレッツISDNからの乗り換えでも既存の電話回線を解約しちゃえばBフレッツの方がインターネットのコストが安く済むらしいですね)。で、IMでBフレッツのマンションタイプが来ることになったらしい友人を「これでP2Pソフトでえっちぃ動画をゲットし放題だね」なんて冷やかしてたわけですが(すでにADSLにした別の友人がそういう生活を送ってるとか送ってないとか)、「でも、実際音楽とか欲しいし…」という御回答。

kawazoel の発言: ふーん

ま、わたしゃ人のやることになんて首つっこんでどうこう言うつもりはないのですが、彼が念頭において言った「音楽」はおそらく著作権のかかった音楽ファイルのことを指しているのであって、著作権のかかった音楽ファイルをP2Pでやりとりできる状態にする(=サーバ-クライアント式ではサーバにアップロードすると同義)のは著作権法でいうところの頒布権のところで引っかかるわけでして。音楽ファイルだけでなく、映画のムービーなんかもそうですが、ああいうファイルをP2Pでやりとりできる状態にするのは基本的に(著作権がかかっているファイルに関しては)違法である、と。

しかしながら、P2Pによってそのファイルを得るという行為自体は(=サーバ-クライアント式でいう所のクライアントのダウンロード行為)、たしかまだ違法にあたらなかったはず(これ、改正案出てたんだっけか?)なので問題ないと言えば問題ありません。ただ、誰かが手を汚してやりとりできるようにしたファイルをゲットしてくるという行為は常識的に考えて感心される行為じゃないと思います(法律上はダウンロードした側は手が汚れませんが、汚れた手で扱われたファイルをゲットしてきて自分は心が汚れた気がしないか?、という話)。が、とりあえず私の周りじゃそんなことを考えてる人はいないようで、「おまえたぶん、ブロードバンドにしたら3日でHDD埋まるぞ?」とかいう全然本質的でないような部分にばっかり話題の焦点がいってたりします。

話はそれますが、3日でHDDが埋まる、なんてPCの管理が行き届いてない証拠で、別に大量にダウンロードしてもさっさと消していけばHDDが埋まることは全然無いわけですよ。わたしはブロードバンドが本格化して、P2Pネットワークというのが話題になってきたときに「あー、ついにインターネットが巨大なネットワークストレージとして使われるようになる日が来たのか」なんて思って感動したものですが、思考がローカルマシンの中だけで完結してる周りの皆さんはとりあえず自分のHDDに保存してなきゃ気が済まないようで、その辺、P2Pを使ってるくせにP2Pの技術的な意味が分かってないんじゃないか、とか思ってるわけで。極端な話、*ネットワーク先のリソースが消えないことを前提にすれば*、P2Pリソース=ネットワークストレージ、HDD=ワークエリアぐらい割り切ってもいい気はするけど。もちろん、プライベートデータは別ですが。

ってなわけで、「著作権のかかってないえっちぃ動画(さすがに幼すぎるのは別の問題でイカンですよ)」をダウンロードしてくるよりは「著作権のかかってる音楽や映画」をダウンロードしてくる方が精神衛生上ずっとよくない気がするわけですが、その辺を気にして無い人からすれば行為自体はどちらも「P2Pソフトをつかってダウンロード」とかいう感じなので正直なところ、区別されてないのが現状。

P2Pネットワークっていうのは使いようさえよければ既存のネットワークトラフィックをあまり増大させることなく特定の大容量なファイルを流通させる決定的な手段になりうるので、技術としてはかなり進んだ方面の考え方であり、さらに今もP2Pを実現するソフトウェアが続々とリリースされていることからその辺の技術がまだまだ成長段階にあることは伺えるわけですが、まぁ、結局使い方が悪けりゃせっかくの技術も泣いてしまうわけですよ、と(実際に、ファイル交換ソフト自体には違法性はない、という判決がアメリカの方で出ているのはご存じの通りですね)。

そんなわけで、しょせん情報工学科といったって、著作権なんぞの知識はこんなレベルです。シラバスを眺めたことのある人なら知ってるかもしれませんが、うちの学科、3年後期に「情報関連法規」という著作権とかコンピュータリテラシーに関する分野の法律に関する講義があるんですが、明らかに、時期として遅いですよね。そんなの、1年前期にやったって3年後期にやったって、他の講義との関連性がないんだから入学直後にやっておいた方がいいと思うんですがねぇ(そもそも、そういう講義をしたところで学生の意識改善につながるかというと正直、不明ですが)。

ま、ここまで何とも厳しいことを書きましたが、私が真に言いたかったのは、音楽に限らず、ソフトウェアからメディアコンテンツまで、違法コピーという手段での流布が増えてくるとコンテンツプロバイダの利益が少なくなってきてビジネスが成り立たなくなるんですよね。Avexが音質を犠牲にしてまでCCCDを導入したのもそういう背景があると思いますし(ま、ありゃ失敗作ですけど)、これからもメディアコンテンツに対するコンテンツ保護というのは増えてくるものだと思います。結局、ユーザーがタダで(手を汚して)メディアコンテンツを得ようとする行為は結局ユーザー自身が自分で自分の首を絞めていることに他ならないわけで、そういうことが理解されない現状はコンテンツの提供側としても歯がゆいところだと思います。

実際問題として(違法コピーの他にも要因はあると思いますが)各音楽レーベルの黒字は年々小さくなってますし、真っ当な音楽市場の規模というのは(不景気ということもあり)小さくなってきているというのが現状らしいです。このままP2Pによる広域的な違法コピーが続くかどうかは予想できませんが、自分の気に入った曲に対して対価を払う気がないリスナーなんかはアーティストからしてみれば自分の曲を聴かないリスナーよりももっとたちが悪いんじゃないかと思うわけで、その辺まで意識する気が少しでもあるのであれば、P2Pでメディアコンテンツをダウンロードしようなんて気は起こさない方がいいんじゃないですかね。曲のコピーは今や誰でも出来るような時代ですが(いや、誰でも、ではないですが)、いい曲、いい映画を作れるのはそのアーティスト/クリエイターだけなのですから。

一応、このほかにもメディアコンテンツのダウンロードに関して匿名P2Pネットワークで得たファイルを無条件に信用するはよくない、とだけ言っておきます。ダウンロードしてみて「なーんだ、ハズレだったよ」で済めばいい話ですが、中にはウィルス入りだったり、自己解凍式書庫で解凍プログラムにバックドアを仕掛けるプログラムが混入してたり(基本的に私はどんな自己解凍式書庫でも実行せずにExplzhで開いて直接解凍するようにしてます)、既知のバッファオーバーフローを突いてトロイの木馬を仕掛けたりするようなメディアファイルもたしか存在するので(当然、セキュリティホールをふさいでいれば問題ないですが、それでも気持ち悪いです)、中身に信頼の置けるファイル以外はダウンロードしてしまってもむやみに開いたりしない方がいいでしょうね(信頼が置ける、というファイルはそのファイルについてでどころがはっきりしていたり、CRCやMD5で問題の無いものと同じであることが確認できるもの、ぐらいでしょうか)。落としてみてウィルス入り、なんていうのはそんなに多くはないとは思いますが、悪意を持ってウィルス入りをまいている以外に本人がウィルス感染に気がつかずに共有をかけている、というケースも十分あり得るので世間でウィルスが流行したときはそういう可能性を考えた自衛策を考えるべきかと。実際にP2Pネットワークを介して広まるウィルス、なんてのもありますし。

結局ここまで長々と書きましたが、はじめに「わたしゃ人のやることになんて首つっこんでどうこう言うつもりはないのですが」と言っているとおり、別に強制はしませんのでただのアドバイスのようなものだと思っておいてもらってかまいません。

……って、なんでBフレッツの話からP2Pソフトの話にすり替わったんだ?

参考までに、以下のリンクを挙げておきます。

ちなみに、わたしゃレンタルショップでCDを借りてくることさえせずに、気に入ったCDは全部買う人で(自分で金を払う分ある程度吟味しなきゃならんので、「とりあえず」な気持ちのもとタダでダウンロードしてる連中なんかより曲をこだわるレベルがある程度違うのですよ)、とりあえず買ったら(音質のまともそうな)VBRなMP3にしてる人なんですが、それでもやっぱりCDプレイヤーでちゃんとCDで聞いた方が音がいいのが分かるんですよね(もちろん、PC上で再生するとアナログなノイズが載ってきてそれだけでもMP3は不利になるわけですし)。そういうことを考えるとCCCDなんかは素直に「どーなのよ」って感じですが、そういう原因を作ったのはアーティスト側じゃなくて自分たちと同じリスナー側である、ということを考えると余計にP2Pでダウンロードして済ましてる連中が憎いのですよ。それが私の基本的なスタンスなんです。今回はそれをいいたかっただけ。最近の邦楽を意図的に避けて聞くようになったのもそんな理由かなぁ。意図的にノイズを載せてコピーガードとするようなCCCDなんて、正直関わりたくないもん。

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