last update: 2013/09/03

2006/12/12

人間は考えるアシである

考える足じゃなくて考える葦だと知ったのは高校生の時でした…。

さて、ぽわぽわしてたらすごい動画を教えてもらったんですが、これは久々におもしろかった。

まぁ動画の説明にネタバレが書いてあるのでなにが起こるのかは見る前からわかっちゃうわけですが、それを知っててもこの展開は衝撃的だわぁ。

ということで、かなりこれをみて笑ってしまったんですが、よく考えると中の人は大変ですよねぇ…。いや、ASIMOの中に人がはいってるとかいう話じゃなくて、開発の人は大変だなぁって話なんですが。

私も研究室でうねうね開発やって年に何回かある研究会とかシンポジウムとかで研究発表+デモンストレーションとかをやってるわけで、自分が直接出向くわけではない研究会の直前とかでも一応プログラムの面倒をみてるのは私なのでそれなりにいろいろと大変なわけなんです。

で、終わって帰ってきたところで実際にデモの感触とか、一般人からのフィードバックとかを参考にして次の展開を考える感じなんですが、やっぱり「いやー落ちまくりだったよー」とか言われるとへこむわけです。まぁ直前になるとオレが鬼のようにバグ出しをして書いた人に修正させるので実際に「いやー落ちまくりだったよー」とか言われたことはないんですけどね。

にしたって、デモ中にまったく落ちないというわけではないので、1時間半に1回とかならまぁしかたないってことで再起動してもらう方向でやっています。その点このASIMOのデモンストレーションは一発勝負、(まさに)コケたら終わりなわけで、そうなると開発の人の責任って大変なものですよねぇー。こりゃ大変だ。

まぁ原因がわかったんなら開発側からすればこれもただのバグ出しなんですが、世の中にはReleaseビルドでしか起こらないバグ、みたいなのがあるように「本番の時に限ってコケる」みたいなこともあるわけで。まぁロボットがそんな周囲の環境依存で転んでたらそれはそれでお話にならないんですけど。世の中どこでどう転ぶかはホントにわからない。

結局、失敗を糧にして人間が考えるからこういう技術が進化していくんだなぁなんてことを考えると、その失敗シーンを見れたのは実はとても貴重な場面なんじゃないかと思ったりした今日この頃でした。なんで転倒したのか教えてくれるともっと好感度が高いですよHONDAさん。そしてがんばれASIMO。WikipediaのASIMOの項目も参考までにどうぞ。

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